被害額は前年に比べて、ほぼ倍増しており、県警によると、大きく3つに分類される振り込め詐欺の手口の中で、最多は「おれおれ詐欺」の約2億7300万円だった。不倫の慰謝料、交際相手への暴行の示談金を名目に要求するケースが目立ち、被害者には女性が多いのが特徴という。
続いて、債権回収やインターネットの有料サイトの利用料を名目とした「架空請求」で約1億6400万円。はがきやメールで融資話を持ちかけ、「融資保証金」の名目でだまし取られたのは約1億6000万円だった。
県警は「ひとごとと思わずに、狙われていることを十分に認識してほしい」と注意を呼びかけている。 (松尾博史)
http://www.tokyo-np.co.jp/00/tcg/20070128/lcl_____tcg_____004.shtml