新サービスのシステムは、みずほ銀とNTTデータ、松下電器産業、オービックビジネスコンサルタントが共同で、既存サービスの長所を組み合わせて開発した。残高照会や振り込みのほか、みずほ銀と他行の口座間の資金管理が同時にできる。
異なる銀行間の口座でも、パソコンの同じ画面上で資金移動などの操作ができる機能は、電話回線を使ったシステムとして80年代から企業で導入が進み、全国で約100万社が使っているという。
ネット回線を使った取引システムも普及し始めたが、企業と銀行を一対一で結ぶ仕組みで銀行ごとに仕様が異なるため、複数行との取引が画面で一覧できなかった。