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2007年01月28日(日) 16時12分

関テレ社長進退は「調査結果次第」朝日新聞

 情報番組「発掘!あるある大事典2」のデータねつ造問題で27日、制作の関西テレビ千草宗一郎社長(62)が自身の進退について「原因究明の調査結果次第、あらためて考える」と明かした。千草社長には、3カ月間役員報酬の30%カットするなど処分が発表されていたが、総務省幹部が処分の甘さを指摘し、1万件を超えた視聴者からの抗議の声にも同様の内容が多数あった。

 千草社長はこの日、同社が主催する「大阪国際女子マラソン」(28日)のレセプションに出席したが、取材に対してはあいまいに終始した。調査結果に関してねつ造発覚から1週間経過したが「委員会を立ち上げ、メンバーについては週明けにも発表できると思います」と話すのにとどまった。スポンサーや出演者への事情説明についても具体的な方法を明かさず「原因の究明と再発の防止に取り組みたい」と繰り返すばかりだった。

http://www.asahi.com/culture/tv_radio/NIK200701280006.html