撮影はリハーサルなしでいきなり本番。知事は緊張した子どもたちをリラックスさせようと、冗談や大げさな身ぶり手ぶりで笑わせる一方、撮影スタッフに「カメラを回したままの方がいい」と助言するなど、「元タレント」の本領を発揮した。撮影後、「CMで鶏肉が安全だということが伝われば」と話した。
宮崎県では今年度の県政CM(予算1260万円)が談合事件に絡んだ前知事の辞職で先月上旬に打ち切られ、計154本分のCM枠が宙に浮いていた。秘書広報課が県政の信頼回復を訴えるCM製作を持ちかけたところ、知事が自ら「鳥インフルエンザ対策のCMをやろう」と提案したという。
CMは2月10日〜3月31日、地元民放2局で放送される。