[ロンドン 26日 ロイター] ブランディングについてのオンラインマガジン、brandchannel.comが毎年実施している世界のブランド・ランキング調査が26日発表され、2006年はインターネット検索大手の米グーグルが2年連続で首位に選ばれた。このほか、動画サイト運営大手のユーチューブと利用者参加型オンライン百科事典のウィキペディアが初めてトップ5に入った。
調査では、ブランディングの専門家と学生3625人が投票に参加。「2006年にあなたの生活に最も影響力のあったブランドは何ですか」との質問に答えた。
2位は2年連続で米アップル。ユーチューブは3位、ウィキペディアは4位、米コーヒーチェーンのスターバックスが5位となった。
調査の編集者は声明で、ユーチューブやウィキペディアの躍進について「消費者主導型コンテンツの上に成り立つオンラインブランドの影響力が強まっているというトレンドを示している」と指摘した。
同調査では、各ブランドの経済面での価値は加味されず、プラスの影響かマイナスの影響かも問われていない。