京都市によると、「堀川通」の構造計算書は、筋交いを126カ所に入れることになっていたが、施工図は57カ所だった。元請けで工事監理者の「タスク研究所」(東京)は気付いたが、耐震強度について構造計算を担当した水落光男1級建築士に問い合わせ、承認を得て施工したという。
「アパヴィラホテル京都駅前」の筋交いも構造計算書は36カ所だったが施工図は27カ所になっていた。
水落建築士は市の調査に「堀川通」の変更について「(耐震強度は)再計算したが書類が残っていない」と釈明。「京都駅前」は再計算しなかったことを認めたという。
http://www.chunichi.co.jp/00/sya/20070126/eve_____sya_____006.shtml