改正道交法に基づき車の使用を禁止する「車両の使用制限命令」を受けたのに、車を運転したとして、大阪府警駐車対策課は25日までに、道交法違反(車両制限命令違反)の現行犯で、大阪府東大阪市永和、建設業の男(68)を逮捕した。「買い物に行くのに使った」と容疑を認めている。
調べでは、容疑者は24日午後4時5分ごろ、運転が禁止された車を運転して大阪市浪速区のマンション駐車場へ戻って来た疑い。昨年、駐車違反で5回取り締まりを受けたが警察署に出頭せず、1月9日から約1カ月間、車の使用禁止命令を受けていた。
容疑者の車が駐車場になかったため、捜査員が張り込んでいたところ、同容疑者が車を運転して戻ってきた。
同課によると、府内で使用制限命令を受けている車は松本容疑者の車を含め207台。車が使われていないか抜き打ちで確認する捜査を実施しているという。
ZAKZAK 2007/01/25