女性のスカートの中をビデオカメラで盗撮したとして、神奈川県警は24日、鎌倉署地域課巡査長(25)を県迷惑防止条例違反で横浜地検に書類送検した。
県警は同日、巡査長を停職1か月の懲戒処分とし、巡査長は退職した。
調べによると、巡査長は昨年12月19日、同県厚木市内の書店で、バッグに忍ばせていたビデオカメラを使って女性のスカートの中を盗み撮りした疑い。
巡査長は同年3月ごろ、不特定多数の女性のスカートの中などを盗撮したDVDを購入したことがきっかけとなり、9月ごろから12月まで横浜市や同県藤沢市で30回以上、盗撮を繰り返したという。
巡査長は「県警が不祥事再発防止に取り組んでいるさなか、申し訳ない」と供述している。
増子吉勇・県警監察官室長は「厳正に処分した。今後は抜本的な対応策を取り、不祥事の未然防止に努めたい」と話した。