県知事当選から一夜明けて、笑顔で質問にこたえるそのまんま東氏=22日午前9時43分、宮崎県庁で
記者会見で、東氏は最優先課題としてスタッフや組織づくりを挙げたほか、県財政のスリム化について触れ、知事報酬の減額のほか、企業局が扱う水力発電事業の売却や公用車の廃止も検討するとした。
これに先だって、宮崎市内の事務所で取材に応じ、「まだ実感はわかない」と語りながら、「『宮崎を変えないといけない』と訴えてきた。県民のニーズにどう応えるか具体的な政策を実現しないといけない」と気を引きしめた表情で話した。
同県清武町で感染が確認された鳥インフルエンザ問題については、「(第2次の清浄性検査がある)27日を受け、ブロイラーや地鶏の安全・安心を発信したい」と述べた。
21日夜は芸能人の知人や友人らから祝福の電話やメールが相次いだ。支持者からは「裏切らないで」「うそをつかないで」と声をかけられたという。東氏は「県民にとって、(官製談合事件で逮捕された)前知事の裏切りがショックだったのだと思う」と振り返った。