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2007年01月22日(月) 00時00分

関西テレビ、調査委は社外有識者だけで構成へ 番組捏造朝日新聞

 関西テレビは22日、大阪市北区の本社で危機管理委員会(委員長=澤田直彦取締役)を開き、7日放送の「発掘!あるある大事典2」で発覚したデータなどの捏造(ねつぞう)問題で、対策本部を立ち上げ、その中に社員による調査班を設けるとともに、発足させる予定の調査委員会は大学教授など社外の有識者だけで構成することを決めた。

 危機管理委員会には、山本紘専務取締役ら役員と局長クラスの幹部二十数人が参加。調査委では当面は7日放送した「納豆ダイエット」番組の問題について、社内調査班では主に過去の放送分に捏造など同様の問題がなかったかどうかを調べる見込みだ。いずれも人選を進めており、同局は「早急に決めて始動させたい」としている。

 この日、同局は関西ローカルの情報バラエティー番組「痛快!エブリデイ」(午前9時55分)の冒頭で、パーソナリティーの女性アナウンサーが「深く反省しています」と改めて謝罪。また、携帯電話サイトを紹介する深夜番組「バリサンver.2.0」(午前1時40分)で、「あるある」のサイトを紹介する予定だったが、その部分10秒間をカットした。

http://www.asahi.com/culture/tv_radio/OSK200701220046.html