横浜市は19日、同市金沢区の「金沢区休日急患診療所」で、急性胃腸炎で受診した女児(8)に、誤って約2カ月前に使用期限が切れた点滴剤を投与したと発表した。期限の切れた点滴剤が薬品棚に保管されたままだった上、看護師が投与する前に確認をしていなかったという。
市健康福祉局は、同診療所に在庫状況や使用期限を毎月、確認することなどを指導した。
同診療所などによると、女児は1月3日、急性胃腸炎と脱水症で受診。点滴を始めて数分後に女児の家族が、点滴剤の使用期限が過ぎていることに気付き、医師の指示で看護師が点滴剤を交換したという。
ZAKZAK 2007/01/19