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2007年01月18日(木) 23時44分

中国製ヒーターで事故相次ぐ、製造業者すら不明読売新聞

 大阪市の電気製品輸入業「大旺インターナショナルジャパン」が中国から輸入、販売した扇風機型のハロゲンヒーターで、昨年11月から今月にかけ沖縄県と広島県で女性がやけどを負うなど計5件の事故が起きていたことが分かった。

 経済産業省が18日発表した。同社は営業実態が確認できず、自主回収の措置も取られていないことから、経産省は注意を呼びかけている。

 経産省によると、この製品は、製造業者が不明で、正面のスイッチ部分に「SUN—801Ci」か「SUN—801D」の型番が記載されている。事故は加熱されたハロゲンランプが突然割れて床が焦げたり、火花が発生したりするもので、原因は特定されていない。輸入数量は不明で、沖縄県内で04年12月から05年12月ごろまでに約1万1550台販売されたことは確認されたものの、他の都道府県での流通状況は不明。

http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20070118i414.htm