日本郵政公社は16日、はがきや手紙を受け付けた際に押す消印に、1990年10月以来約16年ぶりに新しいデザインを導入すると発表した。郵便局名や日付などを囲む円い形をなくし、局名などの右横に波模様を付けた。封筒などを横書きで使うケースが増えているため、このような形にしたという。
東京中央郵便局で23日から新しい消印を押印できる機械を導入し使用を開始。続いて30日に銀座、日本橋、渋谷の東京都内の3郵便局でも新消印の使用を始める。その後、全国に広げていく方針だ。
消印は機械による押印と、手押し押印などで計4種類あり、5種類目となる。郵政公社によると、導入される4郵便局では従来の消印も継続使用されるので、必ずしも新しい消印が押されるわけではない。また機械による押印なので、窓口や郵便での依頼による押印はできないとしている。
ZAKZAK 2007/01/17