竹灯籠に火がともされ、「1.17」の文字が浮かび上がった=17日午前6時43分、神戸中央区で
神戸市中央区の東遊園地では、市と市民団体による「1.17のつどい」が開かれた。午前5時46分、数千人が「1.17」の形に並べられた竹灯籠(とうろう)を囲み、目を閉じた。その後、「震災を知らない子どもたちへ」と題して、遺族代表で震災で父を亡くした神戸市灘区の小林知子さん(40)が「どうか、あなたの命を、みんなの命を大切にしてください」と語りかけた。
市民団体の調べでは、17日前後に震災関連の行事を開く兵庫県内の学校や幼稚園は1280と、昨年より29増加した。追悼式典や半旗の掲揚は減り、避難訓練や炊き出しなど実践を意識した内容が増えているという。
http://www.asahi.com/national/update/0117/OSK200701170007.html