15日の藤井林太郎社長の会見を受け、県内を中心に近畿、東海、北陸で118店舗を展開するスーパー「平和堂」(彦根市)は16日朝、本部が商品の撤去を各店舗に指示した。
消費期限を社内基準より1日長く偽って表示するなど組織ぐるみの可能性が高いことから、商品の安全性を来店客に説明できないと判断したからという。
同市銀座町の彦根銀座店でも、午前9時の開店前に門内明店長ら4人が、チョコレートやビスケット、パイ、ドリンクなど約35品目、計600点を撤去。空いた場所に他の商品を広げて並べる作業に追われた。
(築山栄太郎)
http://www.tokyo-np.co.jp/00/sga/20070117/lcl_____sga_____003.shtml