朝日新聞東京本社管内にある地方総局の男性総局長の私有パソコンから、朝日新聞の外部筆者の個人情報などがインターネット上に流出していたことが16日、わかった。
ファイル交換ソフト「ウィニー」を通じて流出したとみられる。
朝日新聞によると、2005年12月から昨年8月にかけて、外部筆者の電話番号などを記したメールなどが流出した。総局長は、自宅のパソコンにメールを保存。家族がこのパソコンでウィニーを使っていたため、流出したらしい。
朝日新聞は昨年3月、社内規則で、業務に関する資料を保存しているパソコンでのウィニー使用を禁止していた。朝日新聞広報部は、「事案の内容などを総合的に判断した結果、総局長の勤務していた総局や氏名などは公表を控えた」としている。