不二家の藤井林太郎社長(64)は15日、東京・銀座の本社で会見し、消費期限の切れた牛乳を使用してシュークリームを製造・出荷していた問題などの責任を取って辞任する考えを表明した。
また、不二家は埼玉工場など洋菓子製造の5工場に対して実施していた社内調査を発表し、埼玉工場では、過去7年間に、消費期限や賞味期限を過ぎた原料を使用した事例が18件あったことを明らかにした。
不二家は、早急な対応策や問題解決のため、12日付で社内に「生産対策委員会」を設置、埼玉工場など洋菓子工場と菓子工場の各種状況の点検、各手順書マニュアルの点検と運用徹底などに当たる。
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