1人あたりの請求額の平均は東京訴訟が318万円、大阪が208万円。中央会は掛け金の85%の返還を決めたが、実際に返されたのは15%にとどまり、未払いの70%を請求する。
訴えによると、年金共済はリスクの高い外債に資金を集中して投資。約145億円が回収不能となり、破綻した。投資を主導した元事務局長が背任罪で起訴された。
弁護団は相談窓口を開設し、被害が確認されれば追加提訴を行う方針。問い合わせは、東京03・6234・4810、大阪06・4706・1626まで。
http://www.asahi.com/national/update/0115/TKY200701150296.html