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2007年01月15日(月) 12時44分

検事総長あてに再捜査の要請書 明石歩道橋事故の遺族ら朝日新聞

 兵庫県明石市で01年7月、11人が死亡した花火大会歩道橋事故で、業務上過失致死傷容疑で書類送検された当時の明石署長と副署長=いずれも退職=を神戸地検が3度にわたって不起訴処分としたことをめぐり、遺族らが15日午前、東京の最高検を訪れ、再捜査を求める但木敬一検事総長あての要請書を出した。

 遺族らは、共犯者の公判中は時効が停止するという刑事訴訟法の規定をもとに、大阪高裁で公判中の同署元地域官と元署長らが共犯関係にあると指摘し、「元署長らの時効は成立していない」と主張している。

 遺族らによると、検事らが応対し「(遺族らが)3度目の不起訴処分に関しての再説明を神戸地検に要望すれば、適切に対応するよう同地検に助言する」と約束したという。

http://www.asahi.com/national/update/0115/OSK200701150010.html