白い防護服に身を包んだ県職員約100人は、同日午前10時過ぎから鶏舎内で作業を始めた。医療用産廃などを入れる白いポリ容器に鶏の死体を10羽ずつ入れて密閉。移動制限区域外にある宮崎市の焼却場にトラックで運び、850度で焼く。焼却は16日夜に終わる見込みで、焼却灰は溶融炉で粒状化する。
県庁では、この日午前9時から定例の庁議があった。坂佳代子副知事は「(21日投開票の出直し知事選で)6日後には新知事も決まる。鳥インフルエンザ問題で落ち着かない状況だが、それぞれの職務を全うしてほしい」と話した。
県は17日にも周辺の16農場で検体を採取し、ウイルスの有無などを調べる第1次清浄性検査を行う。
http://www.asahi.com/national/update/0115/SEB200701150006.html