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2007年01月13日(土) 00時00分

『期限切れ使用なし』 不二家問題 県が野木工場を調査 東京新聞

 大手菓子メーカー「不二家」が消費期限切れの牛乳を使用していた問題で、県は十二日、食品衛生法に基づき、同社野木工場(野木町)の立ち入り調査を実施し、期限切れ原材料の使用がないことを確認した。

 同工場では、主にクッキーやチーズケーキなどを製造。問題となっているシュークリームは作っていない。

 調査は県生活衛生課と県南健康福祉センターの職員三人が、午前九時四十分ごろから同工場を訪れ実施。牛乳や生クリームなどの原材料や衛生管理、製造工程などについて調べたほか、昨年十月からの商品製造記録を確認し、期限切れなどの問題はないと判断した。

 ただ、工場内の業務マニュアルに、表現上分かりづらい点などがあったため、助言的な指導を実施。工場側に対し、現状と改善内容をまとめた報告書を提出するよう求めた。 (杉藤貴浩)


http://www.tokyo-np.co.jp/00/tcg/20070113/lcl_____tcg_____002.shtml