同県ではこの日午後6時から家畜伝染病予防法に基づき、養鶏場から半径10キロ以内にある16農場(飼養羽数約33万羽)からの鶏や卵、えさなどの移動制限を開始。付近の道路3カ所で、これらの養鶏場に出入りする飼料運搬車の消毒も始めた。
14日午前10時からは、県職員約150人を動員し、この養鶏場に残る約8000羽の殺処分に乗り出す。バケツに鶏を入れてふたをし、二酸化炭素を注いで窒息死させ、死んだ鶏はビニールなどで密閉する。作業は夕方まで続く見込みだ。
その後は焼却処分する意向だが、近隣住民の同意などが必要なため、焼却場は決まっていないという。
http://www.asahi.com/national/update/0113/SEB200701130015.html