報告によると、ベトナムで感染者が急増しており、05年で約26万人。00年の約2倍で、毎年4万人が新たに感染しているという。違法薬物の注射の使い回しや売買春による感染が多い。
58万人の感染者がいるタイでは増加は抑えられているというが、最近の感染者の3分の1が主に配偶者から感染した既婚女性。これまで感染のリスクが小さいと考えられていたグループだ。22歳以下の若年層の感染率が上がっている。
ミャンマーも深刻な感染拡大が懸念される。大人の感染率が1.3%で域内全体(0.5%)を上回る。15歳から24歳の若者の感染率は2.3%と高い。