調査には宮崎県の職員も参加。養鶏場の経営者が「近くの池にカモが多くおり、鳥インフルエンザを警戒していた」などと話していることから、こうした渡り鳥などの飛来状況についても調査した。
鶏が死んだ養鶏場は、鶏舎にカーテンを下ろして野鳥との接触を避けるなど、鳥インフルエンザ対策には気を配っていたという。しかしすき間からウイルスを持った野鳥のふんが落ちるなどして感染することがあり、環境省は野鳥の生息状況について詳しく調べる必要があるとしている。環境省は先月、日本海や東シナ海沿岸で中国や朝鮮半島から飛来する渡り鳥六百八十羽のふんを採取して調べたが、鳥インフルエンザウイルスは検出されなかったという。
http://www.tokyo-np.co.jp/00/sya/20070113/eve_____sya_____001.shtml