神奈川県警高速隊によると、11日午後5時半ごろ、川崎市宮前区平5丁目の東名高速下り線の長尾高架橋で、千葉県市川市の会社員男性(57)が運転する軽乗用車が横転し、助手席の会社員男性(46)が腰を打つ軽いけがをした。県警はジョイント部分の段差に乗り上げたのが原因と見ている。
同社によると、ジョイントは温度変化による橋の伸縮を吸収するため、2枚1組でくし形に組み合わされている。事故現場ではジョイントの一部(長さ1メートル、幅20センチ、厚さ3センチ)がはがれ、約20メートル先に落ちていた。事故の約1時間前に巡回した時点では異常はなかったという。同社は「外れたことは重大な問題で、原因を調べている」としている。
http://www.asahi.com/national/update/0113/NGY200701130002.html