同センターの内部調査に対し、副薬剤課長が二〇〇四年に自宅で仕事をするため内部情報を自宅のパソコンに保存したと認めているという。このパソコンにファイル交換ソフト「Winny(ウィニー)」が入っており、ウイルスに感染し、流出したらしい。
同センターでは今回流出が判明したような業務上の内部情報は、カルテやエックス線写真のフィルムなど患者の病歴に関する情報と異なり、個人情報保護法が施行される〇五年までは病院外への持ち出しを禁止する明確な規定がなかったという。同センターは「病院の業務は病院内でやるのが大前提。法律施行前とはいえ、申し訳ない」と話している。
http://www.tokyo-np.co.jp/00/mie/20070111/lcl_____mie_____003.shtml