11人が死傷した2004年8月の配管破損事故以来、2年5か月ぶりに起動した関西電力美浜原発3号機(福井県美浜町、加圧水型、82万6000キロ・ワット)は11日午後5時59分、送電を開始した。
同機は10日午後に起動後、1次系冷却水に入れるホウ素の濃度設定ミスで作業をやり直し、予定より約9時間半遅れで、核分裂反応が連鎖的に起きる臨界に達した。
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20070111i413.htm