これまでの公判で、ライブドア前取締役の宮内亮治被告(39)が「04年11月8日の会議で前代表に『200億円の借り入れは大丈夫』『(ニッポン放送株の)3分の1を取る』などと具体的に伝えた」と証言している。
子会社幹部は、この会議の直前に村上ファンドの実務担当者と会い、「借り入れで200億円、自己資金で100億円を用意した」などと伝えたと述べた。これを受け、村上ファンドの担当者から「会議では、取得できる株を説明する。うちが仲良くしている外国人から3割は取れると思う」とした電子メールが送られてきたという。
子会社幹部は会議にも出席しており、当日のやりとりに関する宮内前取締役の証言を裏付け、「村上前代表にライブドアが株を大量取得する方針は伝わったと思う」と話した。
http://www.asahi.com/national/update/0111/TKY200701110373.html