三菱東京UFJは被害を与えた利用者に謝罪し、実際よりも過大な借入残高情報によって融資が断られたケースがないかどうかも調べている。
全国銀行個人信用情報センターは全国銀行協会が運営し、各金融機関の顧客の借り入れ情報を蓄積している。昨年10月に同センターのシステムが更新されたのに合わせ、三菱東京UFJも新たなプログラムにしたところ、同年10月時点の借入残高が、同年11月から今年1月初旬まで誤って過大に計上されていた。
11月末に別の銀行から「プログラムに誤りがあるのではないか」との指摘を受けたにもかかわらず、見過ごされた。12月末に顧客の1人から、「自分の残高が実際より高い」と指摘されて、誤登録に気付いたという。
http://www.asahi.com/national/update/0111/TKY200701110354.html