防火シャッター事故で小学校長ら書類送検　新潟県警（朝日新聞）

2007年01月11日(木) 13時19分

　新潟県五泉市の市立村松小で昨年６月、１年生の男児が防火シャッターに挟まれ、一時重体となった事故で、同県警は１１日、事故当時に煙探知機などの点検作業をしていた業者や校長ら４人を、業務上過失傷害の疑いで書類送検した。

　書類送検されたのは、同市内の防火設備点検業者の社長と担当社員、同小学校の校長と教頭の計４人。

　調べでは、業者は同年６月７日の放課後、シャッターが自動的に作動するのを防止するシステムを正しく把握せずに点検し、学校側も児童への注意を促すなどの安全管理を怠った疑い。