1枚5円で販売される有料レジ袋=11日午前、京都市左京区で
買い物客は自分でバッグを持ち込むか、代金を払ってレジ袋を買う。有料袋は今までの無料袋より丈夫で、繰り返し使えるようにした。収益は環境保全などの活動に使うとしている。
同社は10日に京都市や地元の市民団体などとレジ袋削減の協定を締結。同店の買い物袋の持参率を現在の22%から50%以上にすることを目指す。
イオンの上山静一環境・社会貢献部長は、取り組みの評価基準として(1)地域社会の支持(2)レジ袋の削減量(3)来店客数の推移——の3点を挙げ、「成功すれば全国への広がりも早くなる」と話している。
食料品を買いに来た同市上京区の伊藤和子さん(70)は、年末に買った買い物袋を持って来店した。「有料化には賛成。これからも袋を持参したい」と話した。