制服姿の二人は通信指令センターで、ひったくり被害を想定した一一〇番の受理と各方面への無線指令を体験。息はぴったりで「警視庁、了解!」と声をそろえ、「冷静な対応が大事やと思いました」とさわやかに感想を語った。
警視庁地域部によると、昨年一年間の同庁に入った一一〇番件数は百八十二万千六十五件で、前年比約五万九千件の減少。うち携帯電話からは九十一万五千八十七件で約半数を占めた。
携帯電話による通報者の位置特定が困難な傾向にあり、同庁などは四月から、携帯電話の衛星利用測位システム(GPS)や発信電波を利用した「位置情報通知システム」を導入する。
http://www.tokyo-np.co.jp/00/sya/20070110/eve_____sya_____001.shtml