シングル8は同社独自のフォーマット。8ミリムービーにはコダック社のスーパー8もあるが、両者は互換性がない。
操作が手軽で幅広く親しまれてきたが、需要が低迷し、販売・現像の終了が昨年春に決定。8ミリ自主映画育ちの映画監督らが作る「フィルム文化を存続させる会」などが継続を求めていた。
同社は「赤字部門なのは変わりないが、ユーザーからの強い要望もあり、検討を重ねた」としている。生産体制を維持するため、春以降の生産分から2割程度の値上げを予定する。
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