府によると、業者は犬約260匹を民家で飼育していた。昨年末、府は「虐待の可能性がある」との通報を受けて立ち入り検査。虐待は確認されなかったが、業者側は19匹がブルセラ症に感染していると申告したという。今年に入って業者は経営難から犬の所有権を放棄し、動物保護団体などが世話を続けている。
ブルセラ症は日本での報告例こそ少ないが、世界的には家畜を中心に広く知られている。人にも感染し、発熱や疲労などの症状が出るが、犬から人への感染はまれという。
http://www.asahi.com/national/update/0110/OSK200701090108.html