ゲーム誌大手エンターブレインが9日、全国3500店のデータを基に全体の販売台数を推定した。SCEは同日、「北米での出荷台数が昨年末までに100万台に達した」と発表したが、国内の台数は明らかにしていない。一方、昨年12月発売のWiiは昨年末までに約99万台で、今月7日には約114万台になった。
PS3は、ソニーグループの浮沈のカギを握る最重要製品。量産の遅れで国内での初期出荷は10万台程度にとどまり、発売当初は客が店頭に殺到したが、その後は失速気味だ。
SCEは当初、昨年末までに日米で200万台ずつ出荷する計画だったが、量産の遅れを考慮し、昨秋には各100万台に下方修正していた。米国では目標を達成したが、国内は大幅な未達。06年度末までに世界で600万台の目標を達成できるかどうか、不透明になってきた。
ソニーは、PS3の立ち上げコストがかさむため、06年度のゲーム事業の営業赤字は2000億円に膨らむと予想。07年度の黒字化を目指すが、今後、収益計画の見直しを迫られる可能性もある。