日本人観光客にも人気が高いソウルの屋内遊園地「ロッテワールド」が、外部検査で建物の危険性を指摘されながら営業を続けていたことが報道で発覚、韓国の聯合ニュースによると、ロッテワールド側は8日から約4カ月間休業し、補修を行うと発表した。
YTNテレビによると、民間業者が行った検査で、建物天井からコンクリートの構造物をぶら下げる器具が複数個所で破損しており、複数のアトラクションは営業をやめ補修工事が必要との評価を受けた。昨年11月末に報告を受けながら営業を続けていた。
ロッテワールドでは昨年6月に天井の部品が落ち2人が負傷する事故があったばかりで、今回の対応に非難の声が上がっている。
ロッテワールドは検査は安全強化の一環として自主的に委託したと説明。「報告書を受け、緊急対策を取り確認作業をしている最中に報道された」としている。(共同)
ZAKZAK 2007/01/09