日銀によると、同ファンドからは過去に2回、計1700万円の払い戻しがあり、今回が3回目。福井氏は、今回の500万円のうち300万円を外国人留学生支援団体に寄付したという。残る200万円は確定申告に備えて手元に置き、納税額の確定段階で残金があれば、同じ団体に寄付する意向という。解散を決めている同ファンドから数カ月以内に残金の端数として最大10万円程度の返金がある見通しだが、福井氏の解約手続きはほぼ終わったという。
福井氏は問題発覚後、運用額全額を寄付する考えを表明。これで日本赤十字社、留学生支援団体に各1000万円ずつを寄付したことになる。