2007年01月07日(日) 16時00分
選挙:知事選 若者の関心誘うビジュアル作戦 投票率アップへ工夫−−県選管 /愛媛(毎日新聞)
◇Vote! 1・21 SUN キャッチフレーズ踊る
「Vote! 1・21 SUN」——こんな文字が街の広告塔に、テレビCMに、県選管ホームページ(HP)や職員のウインドブレーカーに踊っている。県選管は投票率の低下傾向に歯止めをかけるため「若者に知事選に足を運んでほしい」との願いを込めている。【古谷秀綱】
「Vote」は投票を意味する英語。「SUN」はサンデー(日曜日)。21日投開票の知事選に投票を呼びかけるキャッチフレーズだ。知事選は三つどもえの構図だが、当初は前回と同じ顔ぶれの選挙とみられ、選管は「投票率が最低だった前回の44・22%を割り、30%台に突入の恐れも」と危機感を募らせていた。少しでも若年層に関心を持ってもらおうと、目に付く英文を採用した。
県選管によると、投票率は若年層ほど下がる傾向にあり、05年衆院選小選挙区の県内抽出調査では、20〜24歳25%▽25〜29歳31%▽30〜34歳38%▽35〜39歳51%▽全年齢で58%となっている。
◇テレビCMも、ドラマ仕立てで
今回、県内出身タレントの友近さんを起用しテレビCMを流しているのも若年層の投票率アップを意識している。ドラマ仕立てになっており、この画面にも「Vote!」の文字。「続きは選管HPで見られます。これは何だ?と興味を持ってもらい、選挙情報満載のHPに誘導したい」と県選管では期待している。
1月7日朝刊
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070107-00000212-mailo-l38