長さ約1キロの壁面を、高さ4メートル、幅5メートルをキャンバス1面に見立て、164面分を募集する。応募は1人1面でグループなら4面まで。制作期間は2月3日〜3月4日。
両駅間は2004年、地下鉄みなとみらい線の開通に伴って廃線となった。市は跡地を遊歩道にする方針で、市民らの力を借り、壁面を一大アート空間にしたい考えだ。補修工事は来年度からのため、今回描く絵は数か月で消されてしまうが、「実験的なイベント」として壁画の管理方法や制作ルールなどを定める参考にする。
参加希望者は、事前説明会へ出席する必要がある。あくまで横浜市の文化、芸術の発展が目的のため、原則として、テーマが政治的だったり、宗教的、性的、暴力的なものは「採用できない」としている。制作費は自己負担。
両駅間の壁面ではスプレー塗料などの落書きが横行しており、市は廃線直後の04年にも、約150メートルにわたってプロのアーティストらに壁画を描いてもらったが、再び落書きが目立っていた。
応募多数の場合は抽選。申し込みは、ホームページhttp://sotw.komposition.org
問い合わせは、NPO法人・KOMPOSITION(03・3463・8159)へ。