山崎氏は五日、北朝鮮をめぐる国際情勢について「ギリギリのところまで圧力を加えてきたが、事態は良くなっていない。唯一の対話の場である六カ国協議も実のある進展がない状況だ」と指摘。議員外交により自ら打開の糸口を探りたいとの強い意欲を表明した。
山崎氏は、小泉純一郎前首相の二回目の訪朝を前にした二〇〇四年四月に中国・大連で、日本人拉致問題などをめぐって北朝鮮高官と接触した経緯がある。当時、自民党幹事長だった安倍晋三首相は、二元外交になるとして山崎氏の行動に不快感を示しており、今回の訪朝計画にも首相官邸側は直接、関与していないとみられる。
http://www.tokyo-np.co.jp/00/sei/20070106/mng_____sei_____000.shtml