出雲市長浜町の健康食品販売会社「クロレラサプライ」(韓乗在社長)の伝票が入った段ボール箱が出雲、松江両市内の路上で放置されていた問題で、放置されたのは計18箱で、伝票には個人情報が記載されていたことがわかった。昨年末のコンピューターサーバー盗難を受け、同社は箱を出雲市大社町の倉庫から本社に移送したが、放置された箱はそれ以前に持ち出された可能性があるという。
同社によると、見つかったのは出雲市で13箱、松江市で5箱。箱には顧客からの注文伝票が入っており、伝票には顧客の氏名や住所、電話番号の個人情報を記載。一部は箱が開いていたといい、伝票が無くなっているおそれもあるという。
同社はサーバーが盗まれた後、2日に倉庫から170箱を運び出し、本社にすべてが到着。その後も紛失は無いといい、放置されていた箱は倉庫内で既に無くなっていたとみられる。
小村裕伸常務は「心当たりは全くない。顧客に申し訳ない」と話している。