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2007年01月05日(金) 08時02分

「SMAP」48.8% 2年連続紅白瞬間最高…昨年大みそか分刻み視聴率発表スポーツ報知

 昨年大みそかの「第57回NHK紅白歌合戦」と、同時刻の民放番組の分刻み視聴率が4日、ビデオリサーチから発表された。紅白の瞬間最高は、SMAPと白組勝利の瞬間で48・8%。SMAPは2年連続4度目の歌手別トップ。TBS系「K−1 Dynamite!!」は、「山本“KID”徳郁−イストバン・マヨロシュ戦」、「秋山成勲−桜庭和志戦」の25・0%が最高だった。またこの日、NHKの橋本元一会長(63)は年頭あいさつで「視聴者に不快なパフォーマンスがあった」と、DJ OZMAが裸に見えるスーツを使用した演出を謝罪した。

 やっぱりSMAPは強かった。

 番組視聴率(第2部)が39・8%と、2年ぶりに40%を割り込む中、瞬間最高の48・8%を記録し、2年連続の歌手別トップ。前回(05年)の48・6%も上回り、過去10年では4回目の頂点を獲得。5人の力で安室奈美恵(29)、小林幸子(52)の2回を引き離した。

 「たくさんの方たちに見ていただけたということで、大変うれしく、光栄に思います」V2の快挙に、5人は喜びのコメントを寄せた。

 DJ OZMAのパフォーマンスが終わり、午後10時半ごろから視聴率は30%台で推移。しかし同11時前、木村拓哉(34)の朗読で40・4%に引き上げると、コブクロ、倖田來未(24)らがつなぎ、SMAPが「ありがとう」を歌い始めた11時25分に48%を突破。曲の中盤、同28分に瞬間最高の48・8%に達した。

 NHKは昨年、SMAPの出演場面を増やす作戦が成功し、02年から続いていた視聴率下落傾向に歯止めをかけた。今回も「ありがとう」に加え、企画コーナーで「Dear WOMAN」を歌う場面を設けるなど、露出度をアップ。中居正広(34)は白組司会に、歌にフル回転した。今後は、03年に自身が57・1%を記録して以来、一度も出ていない歌手の瞬間最高50%超えにも期待が高まる。

 一方、「K−1 Dynamite!!」は午後8時半からの2時間半で、紅白と同時刻帯の番組史上2位の19・9%を記録したが、瞬間最高は25・0%止まり。03年に「曙−ボブ・サップ戦」で43・0%をたたき出したようなインパクトはなかった。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070105-00000076-sph-ent