訴状によると、元社員は04年3月に入社。ファイナンシャルアドバイザーとして、顧客らの資産運用などを担当。新規公開株の購入代金と称して、女性から約1700万円、男性から約1350万円をだましとったという。
同社などによると、元社員は以前勤めていた別の証券会社でも、同様の手口で代金をだましとり、退職金や消費者金融から借りた金などで穴埋めして発覚を逃れていたという。
同社は06年1月、元社員を解雇。「業務と関係のない簿外取引だったが処分した。それ以上は係争中でコメントできない」としている。
http://www.asahi.com/national/update/0105/TKY200701050064.html