「イノベーション(技術革新)はわれわれのDNA」と語るのは、日本IBMの大歳卓麻社長(58、写真)。今年で創立70周年となるが、銀行向けオンラインシステムや製鉄の生産管理システム、電子カルテの共有化を国内で初めて納入するなど、さまざまな技術革新に寄与してきたとの自負がある。
昨年の年末商戦では、任天堂の「Wii(ウィー)」やソニー製の「プレイステーション3」など、新型家庭用ゲーム機が人気を集めているが、これらには「IBMの技術が組み込まれている」と胸を張る。今後も「顧客自身がイノベーションで成功するためのパートナーになりたい」と意気込む。
ZAKZAK 2007/01/04