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2007年01月04日(木) 00時00分

白南淳外相死去の影響…実務より「顔見せ役」ZAKZAK

 朝鮮中央通信は3日、北朝鮮の白南淳(ペク・ナムスン)外相=写真、AP=が死去したと報じた。77歳だった。新華社通信によると、2日に病死した。腎臓病を患っていたとされる。「最近は病気がちだったこともあり、南北関係や核問題への影響は少ない」(韓国メディア)とみられる。

 白外相は80年代から90年代にかけ、北朝鮮代表団の一員として一連の南北対話に出席した。実務よりも対外的な「顔見せ役」で、総書記の信任が厚いとされた。

 04年には川口順子外相(当時)との会談で、拉致被害者曽我ひとみさん一家を再会させることで合意した。

 ミサイル発射後の昨年7月にはクアラルンプールで開催された東南アジア諸国連合(ASEAN)地域フォーラム(ARF)閣僚会議に出席。ミサイル発射の正当性を訴え、米国の金融制裁を非難したが、病気による体力の衰えが目立っていた。

ZAKZAK 2007/01/04

http://www.zakzak.co.jp/top/2007_01/t2007010416.html