第136回芥川賞、直木賞の候補作が3日、発表された。芥川賞は5回目となる佐川光晴さんを除く4人が初候補。直木賞は6人のうち、池井戸潤さん、佐藤多佳子さん、白石一文さんの3人が初。選考会は16日東京都内で開かれる。候補作は次の通り(敬称略)。
【芥川賞】青山七恵『ひとり日和』(「文芸」秋号)佐川光晴『家族の肖像』(「文学界」12月号)、柴崎友香『その街の今は』(「新潮」7月号)、田中慎弥『図書準備室』(「新潮」7月号)、星野智幸『植物診断室』(「文学界」9月号)
【直木賞】池井戸潤『空飛ぶタイヤ』(実業之日本社)、荻原浩『四度目の氷河期』(新潮社)、北村薫『ひとがた流し』(朝日新聞社)、佐藤多佳子『一瞬の風になれ』(講談社)、白石一文『どれくらいの愛情』(文芸春秋)、三崎亜記『失われた町』(集英社)
ZAKZAK 2007/01/04