2007年01月04日(木) 09時24分
「電話接見」8拘置所で、6月にも試行(読売新聞)
法務省は、留置場や拘置所に拘置中の容疑者や被告(未決拘禁者)が弁護人と電話で連絡を取る「電話接見」について、今年6月をめどに全国8か所の拘置所で試行的に開始する方針を固めた。
電話接見の対象となるのは、東京、京都、大阪、神戸、福岡の5拘置所と、札幌、仙台、横浜の3拘置支所。裁判所と離れているうえ、一定数の職員が確保できる大型施設を選んだ。
具体的には、弁護人が、〈1〉原則として前日夕方までに電話接見を予約〈2〉「アクセスポイント」として決められた地方検察庁や司法支援センターで本人確認を受ける〈3〉専用電話から拘置所に電話する——との手順を踏む。
一方、容疑者らは、予約時間に合わせて拘置所内の接見室などで待機し、電話を受ける。職員は通話時には立ち会わない。通話時間は10〜20分程度とする。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070104-00000201-yom-pol