2006年12月31日(日) 01時00分
爆弾テロ相次ぎ、70人超死亡=元大統領死刑に反発か−イラク(時事通信)
【カイロ30日時事】イラクの首都バグダッド北西部のフリヤ地区で30日、自動車3台に仕掛けられた爆弾が相次いで爆発し、AFP通信によると37人が死亡、76人が負傷した。同地区はイスラム教シーア派とスンニ派が混在しているという。
一方、中部にあるシーア派の宗教都市クーファの市場でも同日、自動車爆弾が爆発、ロイター通信によると、36人が死亡し、58人が負傷した。
爆発があった市場は、イスラム教の犠牲祭を前に買い物客で混雑していた。クーファはシーア派強硬指導者ムクタダ・サドル師派の拠点の一つ。
この日早朝、フセイン元大統領の死刑が執行されており、これに反発する元大統領支持派による犯行の可能性もある。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20061231-00000001-jij-int