2006年12月29日(金) 00時00分

仕事納め　県庁や原子力機構で（朝日新聞）

　県内の官公庁は２８日、「仕事納め」となり、県庁では西川一誠知事が庁内放送を通じて県職員にあいさつした。

　正午から各部署にテレビ中継された。西川知事は自身のマニフェスト「福井元気宣言」について「雇用、福祉、治安などの分野で全国でトップレベルの成果を上げることができた」と説明。「県民の協力はもとより、職員の努力のたまもの」と労をねぎらった。「私の任期も残り３カ月となり、最終的な固めの時期。少しでも高い目標達成に向け、残る期間を共に頑張っていこう」と呼びかけた。「仕事始め」は来月４日。

　敦賀市の日本原子力研究開発機構敦賀本部でも「御用納め」の式があり、来月１日付で理事長に就任する岡崎俊雄・敦賀本部長（６３）が退任のあいさつをした。

　岡崎・敦賀本部長は「もんじゅについては改造工事が順調に進められて、ほぼ見通しを付けることができた。敦賀本部の業務が一歩一歩前進しているのは、ひとえに皆さんの努力のおかげだと感謝している」と、振り返った。

　核燃料サイクル開発機構と日本原子力研究所を統合して原子力機構が発足した０５年１０月から敦賀本部長を務めていた。新しい敦賀本部長には東京電力の早瀬佑一副社長（６１）が就任する。

http://mytown.asahi.com/fukui/news.php?k_id=19000000612290002