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公演の企画には知事の四男・延啓氏(40)がかかわり、準備のために公費で訪欧したことがすでに分かっている。都は公演への出費を「関連団体の事業収益などを充てており、公費ではない」と説明するが、都幹部からも「形はどうあれ公費で、都の損害だ」と批判の声が上がっている。
能オペラはTWSが企画、石原知事が脚本を書いた。04年2月に都内で公演予定だったが、著作権を巡る作曲家とのトラブルで03年10月に中止になった。
TWSは、トラブル仲裁などの弁護士費用として86万円、歌手ら9人への補償費159万円など計251万円を事業収益から支払った。オーディションなどの準備にも157万円かかった。
出演予定だったドイツの室内楽団を都歴史文化財団が招いて04年2月に演奏会を開き、1998万円を支出したが、チケット収入はわずか393万円で1605万円の赤字だった。多数の都職員がチケットを購入した。